『騒音屋が行く!』

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夢を実現した技術者


子供の頃、図鑑で見て一度は自分の目で見たいと思っていたゴールデンゲートブリッジを実際に見たのは昨年の8月、半ば偶然だったのですが、先週また、偶然にその橋の歴史を書いた本を見つけました。
「ゴールデンゲート物語」と言う、これも技術者が書いた本なのですが、なかなか面白く、一週間で読んでしまいました。

初めてこの橋を目にした時言いようの無い感動を覚えたのですが、その感動の意味がやっと理解出来た気がします。

その巨大さと美しさはもちろんなのですが、構造物と言うよりは一つの芸術作品として訴えて来る物があったのです。

計画から建設まで20年かかって人々を説得して、困難を乗り越えた末の夢の実現はそれ自体、物凄いエネルギーを持って居るのでしょう。

この橋を造ったのが、自治体でも国家プロジェクトでも無く、ブリッジ・ディストリクト(特別行政区域)と言う地域住民で構成された任意の組織であり、資金集めから自分たちで始めた民間プロジェクトだと言うことも、この本を読んで初めて知りました。
しかも、それはジョセフ・シュトラウスと言う一人の技術者の夢と情熱が、数々の反対意見や嘲笑を乗り越えて、牽引して行ったプロジェクトだったのです。

経済優先の今の世の中、国内を旅していると景観を無視したコンクリートの塊が、これでもかと狭い日本を蝕む感さえあります。

この橋が出来たのは第一次世界大戦後の1937年「昔はこう言う人が居たんですね。儲けも考えず、世界最長の橋をとにかく作りたいと思い、人々を動かした。」、科学技術の歴史とは、結局、情熱を持った人間の歴史だったのだと思います。

自分も含め、人間に情熱が無くなって来たのが現代なのでしょうか?

写真の真ん中はゴールデンゲートで使ったリベットを写真立てにした土産物です。
また行きたくなってきたな!
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