ドイツに着きました。


ソウルから飛行機、列車を乗り継ぎ、ドイツのエッセンに居ます。ホームぺージをアップしようと色々用意してきました。ダイヤルアップで繋げることも考えてモジュラーコードもドイツ仕様のものを用意したのですが、インターネット事情が3年でだいぶ変わったようです。僕はniftyのローミングサービス経由でipassと言うプロバイダーの無線LANを使っています。 アクセスポイントを探すのに苦労しそうですが、取り敢えずはエッセンの行き付けの(?)スターバックスを利用しています。


8月19日(土)今日はエッセンです。

事前に調べたホームページで、特別なイベント列車が走ると言うので、朝から(朝飯前!)エッセン中央駅まで出かけて行きました。どこのホームに着くかも分からず、半信半疑で待っていると、その時間に駅の掲示に無い列車が入ってきました。別に普通の列車です。「なーんだ!」と思ったのが大きな間違いでした。 しばらくそのホームの風景を撮って、念のため隣のホームへ行こうと階段を上がって行くと、ボーという汽笛が聞こえたのです。まさに01型という大型のSLが発車するところでした。「あー!」真横からかろうじて写真に取れたのですが、幸先の悪いスタートになりました。 自分に自信が無いからこうなるのだと、気を取り直し、切符の買い方から勉強です。自動販売機の前でめがねをかけて研究していると、若者が買いたそうな顔をして寄ってきたので、どうぞと譲るとその機械ではなく隣の液晶画面を指で押すタイプの機械でした。それはクレジットカード専用で特急の予約も出来るようです。でもその若者も結局途中であきらめて窓口に行きました。(出来ないのはドイツ人だって同じだ!)

犬の切符もあります。(2006.8.20)

ホテルに帰り朝食です。日本での習慣で、座る席が4人だと悪いと思って、2人の席を探すのですが、ここではそんなことお構いなし、どこにでも座れと言う感じです。

コレステロールが気になるところです。(2006.8.20)

今日はホテルを移動します。3年前に泊まったホテル・ヨーロッパで下が駐車場になっています。その屋上がホテルの部屋で、入口が歩道橋から繋がっているのですが、その時はフロントがどこだか分からず、えらい苦労をしました。 スーツケースをイビスに預け、そのホテルに移動する途中のスターバックスで無線LANに繋げることが出来ました。でもホテルへの道順は忘れていて、また前と同じ間違いをして元に戻ってきました。でも間違いの原因が分かったのは収穫です。スタバが角にあって入り口に入るのに直角に曲がったのを忘れて、そのまままっすぐ来たと思っていたのです。そこで方向が90度ずれていたのです。(認知症の治療効果あり!)

こんな感じで書いています(2006.8.20)

ホテルにチェックインして、ゾルフェラインという世界遺産の炭鉱に行ったのですが、ここでトラブルがありました。20分待って乗った107番のトラムが途中でガリガリと音がして止まってしまいました。乗用車と接触したのです。先を急ぐ乗客はどんどん電車を降りて行きます。「あれ?、ここで止まってしまうのかな・・・、でも辛抱強く立ったまま待っているおばあさんも居るし・・・?」、どうも警官が来るのを待っているようです。待つこと20分、リトバルスキー(かつてのワールドカップ代表!)のお腹がでたような警官がやってきて一件落着、動き始めると2つ目が目的地でした!、あー!、歩けばよかった!、おまけに自信を持って押したドア開閉ボタンだったのですが、反対側のドアが開いていました。そばに居た若者が教えてくれたのですが、またぞろ認知症への恐怖が沸いてきました。

右でふてくされて居るのが××です!(見ていないだろうな・・・?)

ホテルはこんな感じです。ちょっと行くのに不便ですが気に入っています。

勝手知ったる世界遺産の炭鉱だったのですが、トラムを降りると様子が変です。工事中の柵がしてあるのです。(いやな予感!)他の人も何やら半信半疑で横道(そこも柵があるのですが、中に人が見えます)を歩いてゆきます。 結局、正面の部分が改築工事中なのですが、他は通常にやっていました。それではと調子に乗って撮っていると、今度は雲行きが怪しくなってきました。「ありゃ!、今日はついて居ないから(傘を置いてきたのです)、早く帰ったほうが良いかな・・・、と思っているうちに雨が落ちてきました。あわてて途中のインフォメーションまで戻ると雷の音がします。仕方なしにそこにあるカフェでコーヒーブレイク!、一応雨は上がったようなので、あわてて戻ってきました。その途中、道路を信号無視して渡ったら、自転車に乗った少年に怒られました!(あー!、これも勉強!)よく見ると押しボタンを押すと変わる信号なのです。 一つ学びました。この年になって、生きて行くことの基本を学び直しているような旅です。回りをよく観察して、人の言う事を良く聞いて、忠告には素直に従う。そうすれば無事に生きて行けるような気がします。

世界遺産の炭鉱

このあと、エッセンの駅に帰ったのですが、雨が降っています。預けている荷物を取って帰らなければなりません。出たところがタクシー乗り場で、目の前に初老の運転手らしき人が立っています。眼が会ったので「乗って良い?」と目で合図すると乗れと言います。「オテル・オイロッパ!」は通じたのですが、荷物を取ってから行くと言うのにちょっと苦労しました。でも、ドイツでタクシーに乗ったのは初めてです。だいたいタクシーは使わないのですが、5ユーロ(750円)でした。これからは無理をしないで使ったほうが良いのかな・・・?

ホテル屋上からの眺めん、僕にとっては過不足のないホテルです。(2006.8.20)



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  • Last modified: Sun 20 Aug, 2006 Copyright (C) 2006 Yasuaki Hayashi