ああソウル!

待ちに待った(と言うか、ついにやって来てしまった)N中学旧3年5組のソウルツアーです。メンバーは9人、クラスメート以外の人が2人、一人はWさん(フーチャン)の親友で、僕の小学校の同級生でもあったアッコチャン、彼女は殆どの人と知り合いなのですが、もう一人の昭八先生の友達であるNさん(78歳)とは全員初対面です。

朝10時羽田集合です。僕は幹事なので余裕を持って早めに出たのですが、9時45分にはもう先生方2人は着いていらっしゃいました。(早いな・・・!) Nさんは旅慣れているらしく、小さなバック一つで身軽にひょいひょいと動き回っています。行動を起こすのは一番早いのですが 何故かいつの間にか見えなくなって、僕らの後ろに回っています。

席がばらばらでは面白くないので、9人まとめてチェックインしようと、カウンターに並んでいると一人足りません。「あれNさんは?」、「さっきまで一緒だったけど・・・」、後ろを探すと、今日の乗客の中でも一番小さな手荷物が、検査に引っかかったらしく、中を開けられて係官に何か聞かれています。 ライターが入っているのが見つかったのです。最近はテロ防止のため、ペットボトルも中身を調べられます。

席は7人が前後に纏まったのですが、2人が窓側の離れた場所になりました。Nさんが「じゃあ、僕らがそっちへ行く」と昭八先生と2人分のパスポートとチケットを持って行きました。他の人は僕がまとめて貰ったのですが、いざ配る段になると、「あ〜、あたしのパスポートが無い!」、「えー?、おかしいな・・・、誰か持ってない?」、みんな自分の持っているパスポートを確認していると、Nさんの上着のポケットから2冊のパスポートが出てきました。2泊3日の「長〜い旅の始まりです」(このフォト日記も長くなりそうです)

先生を荷物番にして、お茶を飲んでいます!

まだ出発まで1時間あります。「みんなどこへ行ったのかな?」、と思って探してみると、待合室のカフェで女性陣を中心に盛り上がっていました。(しかし、みんな若いね!)

飛行機は12時出発の大韓航空、ボーイング747です。天気も良いし、ソウルに向かってみんな期待がいっぱいです!

みんな良い顔していますね!

クラスメートは全員初めての韓国です。先生はツアーで何年か前に一度行って、Nさんも行った事があるそうですが、後で聞いてみると、40年前だそうです。(すごいな〜!)、因みに僕は3ヶ月ぶり、二十数回目の韓国です。

瞬く間にソウル金浦空港着、みんな、ますます良い顔になってきました。しかしこの後、イミグレーション(入国審査)で一波乱あり、危うく韓国の第一印象が悪くなるところでした。

『ぐうたら・フォト日記』に少し書いたのですが、韓国の入国手続きが最近変わったらしく、3ヶ月前までは機内で入国・出国カードのペアが配られて、両方(出国カードは帰りに)必要だったのですが、それが最近入国カードだけになったようです。

ところが、それが徹底していないのが韓国で(ケンチャナヨ文化?)、スチュワーデスが出国カード(切り取った半分?)だけを配ってしまいました。「何で・・・?、入国するのにおかしいな!」と思って違う人が回って来るのを見ていると、入出国カードのペアが配られています。「両方書く必要があるの?」、と聞くと「そうだ!」と言います。さっきの人は出国カードだけだと言うし、結局良く分からないまま、入出国カードの入国カードだけ書いて入国ゲートに並びました。(波乱の予感!)この時もNさんは遥か前に並んでいました。だがしかし・・・!、この続きは次回のお楽しみ(?)と言うことで!

とにもかくにも、晩秋のソウルの町を、このメンバーで走っているのですから・・・、人生とは面白いものです!


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  • Last modified: Mon 28 Nov , 2005 Copyright (C) 2005 Yasuaki Hayashi